10月に入り、来年の手帳を決める時期になった。
一昨年は能率手帳ゴールド、今年はGoogle Calendarでスケジュールを管理してきたが、以下のような理由で、来年は能率手帳ゴールドに戻すことにした。
- 予定を入力するのに、スマホを取り出して入力するのが億劫。これはもはや性格的な問題なのだが、スマホでチマチマと操作をするのがあまり好きではない。それにスマホの場合、スマホ取り出し→ロック解除→アプリ立ち上げ→入力という4つの工程になるが、手帳の場合は、手帳取り出し→筆記用具取り出し→入力の3工程で済ませることができる。
- 手で「書く」ということに楽しみを感じる。企画部門に勤めていると、内容の検討段階からいきなりパソコンで書くようなことはせず、まずは紙に自分なりの考えを書いて、頭を整理してからパソコンに落とし込む。そんなことをしているうちに、「やっぱりアナログで手を動かすのっていいよね」と考えるようになった。
- Google Calendarは家族で共有しているので、予定がゴチャゴチャして見える。うちの妻はメモ魔だ。カレンダーをデジタルで共有しようと決めてからは、仕事の予定から買い物リストまで全てをカレンダーに書き込んでいるので、自分の予定まで入れるとスケジュールが予定だらけになってあまり気持ちのよいものではない。
- デジタルだと予定の変更が見えない。デジタルはとても便利だ。時間の変更があってもドラッグ・アンド・ドロップすれば簡単に変更できる。しかし、これには一つの欠点があって、その予定が変更されたものかどうかが分からない。今の部署は予定の変更がとても多いので、あとで見返すときに履歴を残しておけるというのは重要になる。デジタルでもできないことではないが、同じスケジュールを入れて、こっちは変更前〜こっちが変更後〜と入力するのは面倒くさい。消えた予定をサッと取り消し線を引いて、矢印で「変更」と書いた方が楽。
ということで早速、JMAM eショップから能率手帳ゴールド(小型版ではない方)を注文した。一昨年と同じで、今年も名入りで注文。来年からは名入りのフォントが3種類から選択できるらしいので、新しいフォント(しかも悪趣味なピンク色)で頼んでみた。
と、ここまではデジタルを否定するようなことばかり書いてきたが、デジタルならではのメリットもあるので、出張予定など家族と共有しておかないといけない予定は、引き続きGoogle Calendarを使う予定。
完全アナログというよりも、アナログとデジタルの「ハイブリッド」という言い方のほうが正しいのかもしれない。
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