3年間を振り返って

投稿者: | 2014年10月31日

本日を以って、今の職場から異動となった。

期間にして3年3ヶ月。数字にするとそこまで長くないが、体感的にはすごく長い時間だった。

22歳からシステム構築を5年経験し、仮想化やアプリケーションといったレイヤの高いところの仕事をしていたある日、こう告げられた。

「○○部(レイヤー1)に異動で」

最初に聞いたとき目が真っ暗になった。なぜ今さらレイヤ1の仕事をしなくてはならないのかと、会社の人材育成計画すべてに絶望した。

しかし、冷静に考えたら自分もサラリーマンで、異動が覆ることなどないということは分かっていたので、とりあえず3ヶ月はやってみようと決断し、重い腰を上げて今の部署へ異動した。(この辺りが典型的なジャパニーズ)

今の部署に配属になった当初、自分の教育係は入社2年目になったばかりの後輩だった。ほとんどがアナログで、何をするにも紙・紙・紙。よく分からないけど忙しそうな後輩の様子を伺いながら教えてもらわなければならない歯がゆさ。異動前とあまりに違う環境に馴染めず、異動1ヶ月後には転職を視野に入れはじめた。

そんな1ヶ月ほど経ったある日、これまでの教育期間を終えて地区の担当を任されることになった。最初は何をして良いのか分からない部分も多かったが、徐々に慣れてくると「この多くのいかに早く確実に仕事を処理するか」という”業務管理”に力を注ぐようになり、そこそこ楽しんでいるうちに、気づくと半年が経過していた。

半年後に行われた地区担当の見直しの際、業務管理に力を入れていたことで大きなトラブルも起こしていなかったことを評価されてしまい、一番忙しい地区の担当を任されることになった。(その時すでにグループの中で年齢が上から数えた方が早いという状況もあった)

新しい地区はこれまでの地区と比較にならないほどの業務量の処理・プレッシャー耐性が求められた。この時期あたりが3年間の中で一番ストレス度合いが高かった時期で、一時期は出社前の顔色がヒドく、妻から「もう会社辞めて」と言われるほどだった。

些細なトラブルが多く非常に辛かったが、安定した収入を求めてその日その日を何とかやりくりしているうちにあっという間に2年が経過し、異動時期を迎えた。

ここでも結局異動できなかった(過去のエントリで書いた)わけだが、ここで方針を変更して「仕事を無難にこなしつつ、後輩育成(他人をケアする)に力を入れる」ことに決めて、残り1年を過ごすことを決意し、後輩への業務指導はさることながら、心理状況の把握や業務での不安などを察することに力を入れた。

そして3年目の今日。最後の出社日を迎え、引き継ぎなど諸々の手続きを終えた。

正直、後輩のケアについてはできたのかどうかは分からない(それを判断するのは自分じゃない)が、少なくとも「嫌いな先輩」にはならなかっただろうとは思っている。

この3年間を天気で表すなら「晴れ間の見えない曇り」といった感じだった。

次の職場では晴れ間が見えることを期待しつつ、異動前の振り返りとしたい。

カテゴリー: Work

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